バクティヨガとプラサード

9月だなんて!インド行きが約2週間後にせまり、今年もFLOWARTS Yoga TTC Level,2 Indiaが近づいてきたので今日は久しぶりにヨガのことを

バガヴァッドギータには本当に沢山の叡智が説かれているけれど、私が今特に日常生活で意識しているのがクリヤヨガ(行為のヨガ)、そしてバクティヨガ(献身のヨガ)の練習。バクティヨガというとバジャンやキールタンをイメージするのだけれど、神(イーシュヴァラ/全体世界)に対し、自分の愛情や感情を意識を込めて捧げることがテーマになっている。インドでは我々のあらゆる自我と同じ数だけ神様が存在し、バクティで神様の名前(ビージャマントラ)を唱え続けることによってバジャン、あるいはキールタンという行為を行っている空間には良い波動が生まれると云われている。

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よし君が到着。畑の責任者が帰ってきてTree of life農園には活気が満ちています

神(自分より大きい存在・エネルギー)を愛し自分自身と神を繋げることがバクティで、インドのアシュラムの朝のキールタンに参加すると心が浄化され清々しい気分になる。バジャンなどのイベント以外にも日常的に練習出来るバクティヨガのひとつが料理で、これは食事を用意する全てのプロセス、意識、行為、感情、愛を神(全体世界であるクリシュナ神に)に捧げる。そういう意識のもと用意された食事はプラサード(プラサーダム)と呼ばれ、これは神様から頂いた食べ物になる。プジャなどの儀式でつかったフルーツやお菓子などもプラサードになり、アシュラムのキールタンに参加すると儀式の後に銅の小さいスプーンですくった聖水と一緒にバナナや金平糖をスワミジから手渡してもらえる。

神様のエネルギーのこもった食事(プラサード)を作るため、最近は野菜を切ったり炒めたりお米を洗ったりする調理中の動きをクリシュナ神に捧げ(るように意識し)、料理が仕上がったら小さい器にほんの少しよそい寝室のアルター(祭壇)に置くようにしている。仏様や神前にフルーツやお菓子や炊いたご飯をお供えしてあとで皆でシェアするのは私達日本人にとっても身近な行為で、これもプラサードであり神様から頂いたものになるのだと思う。そしてこういったバクティの行いもすべてカルマヨガ(行い)。

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ようやく暑さがほんの少しだけ弱まり、涼しい夕方には秋の訪れを感じます

バガヴァッドギータ3章(カルマについて説かれた章)のなかでも「世界を運営(維持)させているすべての法則やエネルギーは、常に私達の望むものを与え続けている。私達は当然のごとく世界が与え続けるものを享受している。太陽の光や水、空気や大地、そして私達の身体を維持する食物。私達は自らを育むエネルギーと存在に感謝し祈りを捧げ、行いを捧げるべきである。それをしない者は恩知らずで、恥を知らぬ泥棒とおなじことなのだ」と書かれている。

はっきりいってバクティヨガの大切さを本当に意識し出したのはヨガの練習をはじめて10年くらい経ってからで、それまでもインドで沢山のプージャやキールタンに参加していたけれど、意識はただヒンドゥーの儀式を経験しているに過ぎなかった。でも練習を続ける事によってだんだんフィジカルな練習からゆっくりと内側のトレーニングに変化していった。自分自身を知っているだけに本当に驚いてしまう。ヨガを知る前の私は普通に外的な要素に喜びや幸せや満足があると信じていたし、人生とはそういうものだと思っていた。誰かが何をしたから、何を言ったから、自分が何を持っているから持っていないからという外からの要素によって幸せになったり落ち込んだりしていたのだけれど、真実の幸せや安定感が内側にあることに練習を通してゆっくりと気付いていった。

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下の畑からみるスパイラルガーデン(左側)。土造りで植えている大豆がぐんぐん育っています

ヨガは本当に素晴らしいシステムで、最初は余計なことを考えずにまずしっかりと身体を動かし(体位法/ハタヨガ)、必要ではない脂肪や老廃物をどんどん身体の外に出すことで、まず自分の肉体がクリアになり浄化される。身体そのものに意識が向き敏感になるので、それ以降は身体を重くする、あるいは将来的に病気の原因となるような食事(肉食/加工食品・化学調味料など)をしなくなる。そうなってようやく内側の方の練習が始まるし、その練習こそが精神的な練習で私達の魂を成長させる。

余計なものを買わず自分で作れるものはなるべく作ったり、その方法を学んだり実践している今の生活は1日1日をとても有意義に感じる。畑で作物を育てクリシュナ神に自分の行為を捧げながらシンプルに調理したご飯を食べ、犬達と山道を歩き夕陽を見て日が暮れたら家に帰るというなんということの無い地味な生活だけれど、激動の10代20代を過ごした私にはご褒美のような日々だ。感謝しながら自分の人生をもっともっとヨガに捧げていこう、そう思う。

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